ギックリ腰になった時に気をつけることとは

こんにちは、岡山市北区下中野にあります仙手道整骨院院長の田井です。

ギックリ腰、自分がなったことはなくても、周りの人でなった話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

痛い！ということは分かっていても、症状によっては重症なこともあります。

そこで今回はギックリ腰の気を付けることをブログで書いてみました。最後までご覧いただけたら幸いです。

 

ギックリ腰とは

ギックリ腰の正式名称は、急性腰痛症候群です。急性腰痛症候群は、急に腰が痛くなり、腰を曲げたり伸ばしたりすることができなくなる状態を指します。腰痛症候群は、腰痛の最も多く見られる症状のひとつであり、多くの場合、自然に改善できますが、症状が持続する場合は、専門医の診察を受けることも必要です。

 

ギックリ腰の症状

ギックリ腰は、突然、腰部に強い痛みが走ります。腰を動かすことができなくなったり、痛みが強くなり立ち上がったり歩行することが困難になることがあります。

人によっては、腰椎の神経に圧迫がかかって、脚にしびれやしびれを感じることもあります。

これらの症状は、痛みの強さや個人差によって異なる場合があります。 腰痛が強い場合は、安静にして専門医の診察を受けることをおすすめします。

ギックリ腰の原因

ギックリ腰の原因には原因のはっきりしているものと、原因がはっきりしないものと2つに分かれます。

 

原因がはっきりしていギックリ腰

 

椎間板ヘルニア

 椎間板が変形し、神経を圧迫すると腰痛やしびれなどが生じます。

腰椎のすべり症

 腰椎が前方に滑り出し、神経を圧迫することで腰痛やしびれが出現します。

腰部脊柱管狭窄症

 脊柱管が狭窄になり、神経を圧迫することで腰痛や下肢のしびれが生じます。

骨折

腰部の骨折が原因で腰痛が生じます。

病気や感染症

 腰痛が病気や感染症の症状として現れます。

 

原因のはっきりしないギックリ腰

レントゲンなどの画像診断で明確な外傷や病気、異常が見られない状態で、急に腰が痛くなり、腰部の筋肉の緊張や損傷が原因で痛みが生じている状態を指しています。

 

ギックリ腰の治療法

ギックリ腰になった場合、まずは安静が第一です。

それから、早めに病院や整骨院に行き、体を診てもらうことをお勧めします。

よくあるのが、そのまま安静にしていればそのうちに良くなるだろうと思う方もおられますが、症状によっては長引くこともあります。

 

また、自己判断でいろいろな処置をして、逆に悪化することもあります。

 

原因がはっきりしているギックリ腰は病院で適切に治療しましょう。

それ以外の原因がはっきりわからないギックリ腰は整骨院でも治療できます。

当院では体に負担をかけないよう整体をし、痛めた組織が早く回復するように特殊な電気をあて、早期に改善するように治療していきます。

症状が続く場合や、痛みがひどい場合は、早めに専門医の診察を受けることをおすすめします。

 

ギックリ腰の予防法

一度ギックリ腰になると、定期的に繰り返す方もいます。

日頃からウォーキングなどで適度な運動をして、血液の流れをよくしたり、椅子に座る姿勢など、正しい姿勢を意識して長時間、同じ姿勢を続けないことなどが大切です。

また、腰痛に効果があるストレッチや、お風呂に入って体をあたためて筋肉をリラックスさせることも効果的です。

 

腰痛を繰り返す要因として、体のゆがみもあります。

体がゆがんでいるとどこかに常に負担がかかり、痛みとしてギックリ腰になることがあります。

ご自身の体のゆがみを整骨院でチェックしてもらいましょう。

まとめ

ギックリ腰の症状によってはマッサージなどで悪化することもあります。また、骨折などでは自己判断では改善まで長引くこともあります。

また、お体にゆがみがあると、定期的にギックリ腰になることもあります。

早めに病院や整骨院に行き体を診てもらい、早期に日常生活が送れるようにしましょう。

 

（監修　柔道整復師　田井　勇次）