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枕が合わないけど、どんな枕が良いの?
こんにちは、岡山市北区下中野にあります仙手道整骨院院長の田井です。
何度も枕を変えているんだけど、合うものがなくて。
どの枕を使ったら良いのでしょうか?
このように悩まれる方も多いと思います。
今回は、枕について、ブログを書いてみました。
最後までご覧いただけたら幸いです。
肩コリや首のコリがあって、枕を何度も変えたけど合わない
そのような方はいませんか?
何度も変えたけど、どうもしっくりこなくて。
夜、寝る時に、ぐっすり眠れないのはつらいことですね。
特に、肩コリや首のコリがある方はなおさらでしょう。
では、なんで枕が合わないのでしょうか?
これは実際に患者さんからお聞きした話です。
今まで自分の使いなれた枕を使っていたけど、義理のお母さんから、枕をプレゼントされたそうです。
その枕は、自分の頭の高さを測り、オーダーメイドで作成した枕です。
しかし、その枕を使うようになって、なぜか分からないけど首の痛みが出るようになりました。
整骨院での治療も何回か行いましたが、なかなか改善しません。
そこで、前の枕に変えたところ、痛みが出なくなりました。
このように、自分に合っていない枕を使うと体に支障が出ることがあります。
では、どのような枕を使うといいのでしょうか?
枕を選ぶポイントを挙げてみました。
枕を選ぶポイント
1.適切な高さの枕を選ぶ
適切な高さの枕を選ぶには、寝ているときの首の自然なカーブを維持することが大切です。 通常、正しい高さの枕は、横向きで寝たときに、首が背骨と同じになります。
また、あおむけで寝たときに、首が上に曲がりすぎないようにすることも重要です。
2.枕の硬さや柔らかさを調整する
枕に入れるじゅうてん物(綿、羽毛、ポリエステル、そば殻など)の量を増減することで、枕の硬さや柔らかさを調整することを意味します。
また、調整するために、枕の中のじゅうてん物を取り出したり、新しいじゅうてん物を追加したりできます。
これにより、枕を快適に使用するために、硬さや柔らかさを自分の好みに合わせることができます。
3.寝方に合わせた形状の枕を選ぶ
横向きに寝る、あおむけ寝、うつぶせ寝など、自分がどのような寝方をするかによって枕の形状が異なります。
例えば、横向きに寝る場合は肩にしっかりと支えられる高さのある枕が適しています。
4.頭のサイズに合わせた大きさを選ぶ
頭の大きさに合わせた大きさの枕を選ぶことで、首や肩を正しく支えることができます。
枕のサイズは個人差があるため、自分に合ったサイズを選ぶことが重要です。
5.枕の硬さを調整できるものを選ぶ
自分の好みや体調によって、枕の硬さが変わることがあります。
枕の硬さを調整できるものを選ぶと、自分に合った快適な寝心地を得ることができます。
6.素材にも注目する
枕の素材によって、通気性や保湿性が異なります。
自分に合った素材を選ぶことで、寝汗や汚れも軽減できます。
以上のポイントに注意して、自分に合った適切な形状の枕を選ぶことが大切です。
枕の材質を選ぶ
枕の材質を選ぶ際には、以下の点を考慮することが大切です。
快適な硬さ:枕は、首や頭を支えるために使うものです。
快適な硬さを選ぶことで、適切なサポートが得られます。
硬すぎると、血流を妨げる可能性があるため、注意が必要です。
寝相に合わせた形状:寝相によって、必要な枕の形状が異なります。横向きで寝る
場合は、高さのある枕が適しています。
あおむけの場合は、低い枕が適しています。
また、うつぶせ寝をする場合は、枕を使わない方が良いでしょう。
防塵・防菌・防臭機能:枕は、ダニやカビ、菌類が繁殖する環境になりやすいため、防塵・防菌・防臭機能のあるものが良いでしょう。
通気性:汗や湿気がたまりにくく、通気性の良い材質の枕を選ぶことで、快適な睡眠を得ることができます。
一般的に、枕の材質としては、以下のものがあります。
・羽毛・羽根
軽くて柔らかく、形状を自在に変えることができますが、アレルギーを持っている人には不向きです。
・コットン
コットンの枕とは、綿花から作られた素材を詰めた枕のことを指します。
綿花は天然素材で、通気性が良く柔らかく、肌触りが良いとされています。
また、吸湿性にも優れているため、夜中の汗を吸い取って快適な寝心地を保つことができます。
コットンの枕は、通常、綿花を詰めたシンプルなものから、コットンを混ぜたポリエステルやその他の素材との混紡素材を使用したものまで、さまざまな種類があります。
・ポリエステル
通気性が良く、アレルギーにも強いのですが、比較的硬いので、好みが分かれる材質です。
・シルク
枕のシルク素材は、ノンアレルギーかつ肌触りが滑らかで上質な素材です。
シルクは通気性がよく、吸湿性にも優れているため、寝汗をかきやすい人や、乾燥しやすい人におすすめです。
また、シルクは抗菌性があるため、アレルギーやアトピーの人にも安心して使用できます。枕の中にシルク綿を詰めた製品や、シルクの表面に綿を使って裏打ちした製品など、さまざまな種類のシルク素材があります。
ただし、シルク素材の枕は比較的高価な傾向があるため、予算に合わせて選ぶことが大切です。
・ラテックス
枕の素材のラテックスとは、天然ゴムの樹液を加熱し、発泡させて作られるもので、柔軟性がありながらも形状を保持する性質があります。
このため、枕に使用されると、体の形にフィットし、適切な支持力を提供できます。
また、通気性がよく、抗菌・防ダニ効果もあるため、衛生的な使用ができます。
ただし、天然素材であるため価格が高めであり、人によっては匂いに敏感な方もいることから、選ぶ際には注意が必要です。通気性が良く、アレルギーにも強いです。
人気がありますが、値段が高いため、予算に合わせて選ぶ必要があります。
ラテックスを使用した枕の商品例をいくつか挙げると、以下のようなものがあります。
「タラソピロー」という商品名の、天然ラテックス100%使用の枕
「ピロウゴールド」という商品名の、合成ラテックスフォームを使用した枕
「リラックスパーク」という商品名の、天然ラテックスと綿混合素材を使用した枕
「ネクストピロー」という商品名の、合成ラテックスフォームを使用した枕
このようなラテックス素材を使用した枕は、通気性や耐久性に優れているとされています。また、体にフィットする形状を保ちやすく、快適な寝心地が得られるというメリットもあります。
・蕎麦
蕎麦枕は、蕎麦の実を詰めた自然素材の枕です。
蕎麦枕は、通気性がよく、吸湿性があるため、湿気の多い夏場にも爽やかな寝心地で使えます。
また、蕎麦の実は柔らかく、体にフィットするため、頭や首、肩などを筋肉の緊張から解放してくれます。
・メモリフォーム
メモリーフォームは、NASAが開発した素材で、体温に反応して柔らかくなり、体にフィットする特性があります。
枕の場合、メモリーフォームを使用した製品は、睡眠中に頭と首の自然なカーブをサポートし、圧力を均等に分散させることで、快適な寝心地を提供します。
一般的に、メモリーフォームを使用した製品としては、枕のほかに、マットレス、座布団、クッションなどがあります。
テンピュール(TEMPUR)や、エムエスエム(MSM)の「マグレス」といったものが挙げられます。
他にも多くのメーカーから、メモリーフォームを使用した枕やマットレスが販売されています。
以上のように、枕の材質にはそれぞれ長所と短所があります。自分の体形や寝相、予算に合わせて、適切な枕を選びましょう。
まとめ
このように枕においては、たくさんの選択肢があります。
自分に合った枕を選択するにはまず、素材の選択をし、ご自身で体験してみましょう。
ただし、どんなに枕を選択しても、結局合わないことがあります。
その理由は、お体のゆがみです。
冒頭でお伝えした患者さんも自分のゆがみにあった枕を使っていたので、例え頭の高さに合わせても枕が合わなかったのです。
結論として、お体のゆがみをチェックして、整体をすることによって、より快適な枕を選択することができるでしょう。
(監修 柔道整復師 田井 勇次)
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