腰痛を予防する就寝環境3つのポイント

【仙手道整骨院】寝相ー写真3

こんにちは、岡山市北区下中野にあります仙手道整骨院院長の田井です。

慢性的に腰痛があるけど何が悪いんだろう?

慢性腰痛の原因は人によってさまざまです。

仕事やスポーツ、体のゆがみ、クセなど。

もしかしたら、就寝環境がその一つの原因かもしれません。

寝ている時は体が休んでいますが、体を修復している時でもあります。

体が十分休まり、修復する就寝環境は腰にとても大切なことです。

そこで今回、腰痛を予防する就寝環境についてブログを書いてみました。

最後までご覧いただけたら幸いです。

体にとって寝ている時間とは

寝ている時は体を休息、修復している時間。

じつは寝ている時は体が休んでいると同時に、一日の活動で痛めている細胞や骨格を修復している時間ともいわれています。

よく寝返りして寝相が悪いという方もいますが、体は一日の損傷した部位や体のゆがみを自ら修復しようとしている時間でもあります。

そのため、寝ているときは、深い睡眠ができることと、寝返りを打てる環境が大切になってきます。

 

寝返りの役割とは

【仙手道整骨院】寝相ー写真4

寝ているときに寝返りをしていると思いますが、寝返りにも役割があります。

その役割とは、

・快適な姿勢に調整

長時間、同じ姿勢をとると体の一部に圧力がかかり、筋肉や関節が固まってしまうため、寝返りを打つことで体を快適な姿勢に調整し、体の部位にかかる圧力を分散できます。

・血流の調整

返りを打つことで、血流が良好な状態に保たれ、体の部位に十分な酸素や栄養が供給されます。

・体のゆがみの修復

筋肉や関節を動かすことで筋肉や関節を緩め、体のゆがみを修復しています。

 

以上のような役割があります。

 

注意する点

そのような中で、寝返りが打てない環境にあると、ゆがみの調整が難しくなります。

例えば、ベッドのシングルのような狭い幅だと、床に寝る時に比べて自由に寝返りをすることは難しいでしょう。

また、敷布団でも両どなりを子供に挟まれて、自由に寝返りの打てない環境だと同じことです。

 

寝返り以外でも、あおむけで寝ている時、人間の背骨はS字状に前後に湾曲しています。

姿勢をまっすぐにしなさいと言われますが、杉の木のようにまっすぐではありません。

そのため、敷布団もしくはマットが硬かったり軟らかすぎると、S字のラインが維持できずに負荷がかかってしまいます。

また、敷布団の他にも、掛け布団が重いと血流が悪くなります。

 

腰痛を予防する就寝環境3つのポイント

腰痛を予防する就寝環境のポイントは

 

1.寝返りが打てる環境

2.マットの固さ

3.掛け布団の重さ

 

ということが考えられます。

 

1の寝返りが打てる環境という意味では、敷布団で寝るのがベストでしょう。

寝返りを打って布団からはみ出しても、ベッドのように落ちることはありません。

ベッドで寝る時は、自分のサイズにあった広いものが好ましいでしょう。

 

2のマットの固さについて。

布団やベッドマットが硬すぎると、体の重さが均等に分散されず、特定の部位に負荷がかかるため、体圧分散が悪くなることがあります。

また、硬いマットレスは体の自然なカーブに沿って寝ることができないため、腰や背中の筋肉に負担がかかります。

【仙手道整骨院】寝る姿勢ー写真2

また、軟らかいマットレスは、体重が沈み込んでしまうため、体の自然なカーブに沿って寝ることができず、腰や背中の筋肉に負荷がかかる可能性があります。

また、体圧が分散するため、身体が固定されて動きにくくなり、寝返りを打ちにくくなります。

そのため、熟睡しにくくなり、睡眠の質が低下することがあります。

【仙手道整骨院】寝る姿勢ー写真1

敷布団やマットは硬すぎず柔らかすぎない程度で、自分に合ったものを選びましょう。

【仙手道整骨院】寝る姿勢ー写真3

敷布団を何年も使っていると弾力性が落ち、硬くなります。ベッドマットは逆に一部分だけ体が沈みこんだりします。

期的に見直して、買い替えるようにしましょう。

 

3の掛け布団の重さですが、最近ではそう重たい物はないかと思います。

私の子供の頃、結構重い綿の掛け布団を使っていました。

重い掛け布団は寒い時に熱を逃さなくて良いのですが、重すぎると血流が悪くなります。

また、寝返りが打ちにくいということもあります。

血液は体に必要な栄養と酸素を補給し、不要な物を回収しています。

掛け布団は、血流を妨げない、なるべく軽くて保温性が高いものを選択しましょう。

 

まとめ

腰痛予防には寝ている時の環境が大切です。

ただし、最適な環境を整えていても、体のゆがみが大きいと、どんな寝具を使っても合わないこともあります。

そのような時は一度、当院にご相談ください。

お体のゆがみをチェックして、治療することでより快適な就寝環境が得られるでしょう!

 

(監修 柔道整復師 田井 勇次)

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