目次
膝や脚に痛みがある方の、自転車を選ぶポイントとは
こんにちは、岡山市北区下中野にあります仙手道整骨院院長の田井です。
今回は、膝や脚に痛みがある方に自転車を選ぶポイントについて、ブログを書いてみました。
最後までご覧いただけたら幸いです。
その体の痛み、自転車が原因かも
自転車が体にいいから乗っているけど、膝や脚が痛くて
という方はいませんか。
以前、脚が痛いという患者さんが治療に来られていました。筋肉のバランスを整えて何回か治療したのですが、
患者さんが帰られる時、ふと外を見たら患者さんは自転車で帰られるところでした。
その自転車に乗る姿をみて、脚の痛みはこれが原因だと気がつきました。
それは、サドルの位置が身長に対して低すぎる位置で自転車のペダルをこいでいたのです。
別の患者さんは、膝が痛くても自転車に乗られていましたが、お聞きすると変速機がついてないものでした。
このように、お体に痛みがある場合、体に良いといわれる自転車でも、自分に合っていないとかえって負担がかかることがあります。
合わない自転車の問題点
膝と脚が痛い時に合わない自転車に乗ると、以下のような問題が発生することがあります。
痛みの悪化
合わない自転車に乗ることで、膝や脚への負担が増加し、既存の痛みが悪化する可能性があります。
痛みが強くなると、自転車に乗ること自体が困難になることもあります。
新たなケガのリスク
不適切な自転車ポジションや負担がかかるペダリングが続くことで、新たなケガや炎症を引き起こすリスクが高まります。
例えば、膝の周りの靭帯や軟骨が損傷する可能性があります。
筋肉のアンバランス: 合わない自転車に乗ることで、筋肉の使い方が偏り、筋肉のアンバランスが生じることがあります。
これが長期化すると、姿勢の悪化や関節の問題を引き起こす可能性があります。
効率の低下
合わない自転車に乗ると、ペダリング効率が低下し、疲労がたまりやすくなります。
これにより、サイクリングの楽しさが損なわれることがあります。
サイクリングのモチベーション低下: 痛みが伴うサイクリングは、楽しくないだけでなく、心身にストレスを与えることがあります。
その結果、自転車に乗ることへのモチベーションが低下することがあります。
これらの理由から、膝と脚が痛い時には、合った自転車を選んで乗ることが重要です。
痛みが続く場合は、医師や整骨院などに相談することも検討しましょう。
自転車を選ぶポイントとは
膝と脚に痛みがある方にとって、自転車選びは非常に重要です。以下に、そのような方向けの自転車選びのポイントをまとめました。
フレームサイズの選択
自分の身長や股下の長さに合った自転車の大きさを選ぶことです。
適切なフレームサイズを選ぶことで、自転車に乗る際のポジションが整い、快適に走行できるだけでなく、膝や脚への負担を軽減できます。
サスペンション搭載の自転車
路面からの衝撃を吸収するサスペンションが搭載された自転車を選ぶことで、膝や脚への負担を軽減できます。
特に、前後にサスペンションが付いているフルサスペンションの自転車がおすすめです。
変速機
多段変速機が搭載された自転車を選ぶことで、さまざまな路面状況や坂道でもスムーズにペダリングができ、膝や脚への負担を軽減できます。
ギア数が多いほど細かいギア比が選べ、負担を軽減できます。
サドルの選択
適切な形状やクッション性のあるサドルを選ぶことで、脚や膝への負担を軽減できます。
特に、尾骨の圧力を分散させる形状や、適度なクッション性があるサドルがおすすめです。
また、サドルによってはジェルパッドが内蔵されているものもあり、快適性が向上します。
タイヤサイズと空気圧
太めのタイヤを選ぶことで、路面からの衝撃を吸収し、脚や膝への負担を軽減できます。
また、適切な空気圧を保つことも重要です。
空気圧が低すぎると、路面からの衝撃が直接膝に伝わりやすくなりますので、タイヤのサイドウォールに記載されている範囲内で空気圧を調整しましょう。
まとめ
体に良いといわれる自転車も、自分に合っていないと体に負担がかかってしまいます
これらのポイントを参考に、膝と脚に痛みがある方に適した自転車を選んで、快適なサイクリングライフを楽しみましょう。
(監修 柔道整復師 田井 勇次)
岡山市 北区 備前西市 肩こり 腰痛 整体治療 NEUBOX整体なら仙手道整骨院まで
診療時間
- 月·火·木·金·土
- 9:00~20:00
- 休診日
- 水曜・日曜・祝日
仙手道整骨院公式LINE@ページ
こちらからでもお問い合わせ可能です。
料金
- 初診
- 8,800円(税込)
- 2回目以降
- 6,800円(税込)
岡山市北区下中野1230-1明御ビルB号室