運動会で熱中症にならにならないようにするためには

こんにちは、岡山市北区下中野にあります仙手道整骨院院長の田井です。

 

今年も運動会の季節になりました。

 

日中の気温も高くなり、外で運動をするには最適です。しかし、運動会など、外で長時間運動をすると熱中症の危険があります。

 

今回は、運動会で熱中症にならないようにするためについて、ブログを書いてみました。

 

最後までご覧いただけたら幸いです。

暑いと熱中症になりやすい

運動会は、5月か夏の季節に開催されることが多く、過剰な運動や暑さから熱中症になる可能性が高くなります。

 

熱中症は、体内の水分や電解質が失われることで起こる症状で、軽症から重症までさまざまな症状が現れます。

 

実際に熱中症になった人の話を聞いたことがありますが、その人は農作業をしていて、気がついた時にはもう救急車を呼ばないといけない状態だったそうです。

 

ひどい場合はその場から動けなくなってしまいます。

そうならないためにも、熱中症の知識を身につけて対策を講じていきましょう。

熱中症とは

まずは熱中症とはどういうものか詳しくみていきましょう。

熱中症とは、高温多湿の環境下で運動などを行い、体内の水分と電解質が失われ、体温が上昇して発症する症状です。

 

熱中症は、熱射病、熱けいれん、脱水症状、低ナトリウム血症など、さまざまな症状を引き起こすことがあります。

 

熱中症の主な原因

暑さ、湿度、直射日光などの外的要因によるものです。

運動や激しい労働などにより、体内の水分と電解質が失われ、体温が上昇して発症することがあります。

また、高齢者、小児、肥満者、持病を抱えた人などは、熱中症にかかりやすいとされています。

 

熱中症の症状

体温の上昇、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、脱力感、筋肉痛などが挙げられます。

これらの症状が現れた場合は、速やかに休息をとり、水分や塩分を補給することが必要です。

重症化すると、意識障害、けいれん、呼吸困難、脳障害などの症状が現れることもあり、命にかかわることもあるため、十分な注意が必要です。

 

以下に、運動会で熱中症にならないための対策をいくつか紹介します。

十分な水分補給を行う

運動会当日は、運動前、運動中、運動後に水分補給をしっかり行うことが大切です。運動前には、十分な水分補給をして、十分な水分を取ることが大切です。また、運動中にも定期的に水分補給をすることで、体内の水分を補充し、熱中症の予防につながります。

適切な服装をする

運動会当日は、蒸し暑い天気が続く場合があります。そのため、服装は通気性がよく、汗を吸収しやすいものを選ぶことが大切です。また、日焼け対策のために、日焼け止めや帽子、サングラスなども併せて準備すると良いでしょう。

また、マスクをしていると熱中症になりやすいのではずしましょう。

休憩をとる

長時間の運動や暑い環境下での運動は、体力を消耗し、熱中症になるリスクを高めます。そのため、定期的に休憩をとり、体を休めることが大切です。休憩中にも水分補給を忘れずに行うようにしましょう。

 

熱中症になった場合は速やかに対処する

万が一、熱中症になってしまった場合は、速やかに休憩をとり、水分補給を行い、体温を下げるようにしましょう。また、周囲の人に知らせることで、早期の対処が可能になります。

以上が、運動会で熱中症にならないための対策です。

まとめ

運動会での熱中症は、適切な予防対策が必要です。長時間の運動や外出には日焼け止めを使用することも大切です。

熱中症には早期の対処が必要なため、症状に異変を感じたら素早く対処するようにしましょう。

 

（監修　柔道整復師　田井　勇次）