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【熱帯夜の頼りの存在、扇風機】
扇風機は、エアコンに比べて省エネでありながら、即座に風を感じることができるため、多くの家庭で利用されています。
特に就寝時には、エアコンの冷えすぎを避けるため、また電気代の節約のため、扇風機を活用する方が増えています。
しかし、この扇風機の風を直接体に当てて寝ることが、実は多くの健康リスクを引き起こす可能性があることをご存じでしょうか?
【扇風機使用時の注意点】
扇風機は熱帯夜の救世主とも言える存在ですが、その使用方法によっては体調不良の原因となり得ます。
実際、扇風機を体に直接当てて寝ると、腰痛や寝違えの原因となることが知られています。
また、使用していると体が硬くなった感じがするという声も。
【扇風機使用と腰痛・寝違えの因果関係】
暑い夏の夜、扇風機を使用して涼しく過ごすのは非常に魅力的です。
しかし、扇風機を適切に使用することで、意外と知られていない腰痛や寝違えだけではなく、他の体のリスクが生じることがあるのです。
1.筋肉の緊張
扇風機の風が直接体に当たることで、筋肉が冷えて緊張しやすくなります。
特に、風を直接受け続ける部分は冷えやすく、筋肉が収縮し、腰痛や寝違えの原因になることがあるのです。
2.体温調節の乱れ
体が冷やされることで、体温調節機能が乱れることがあります。
これにより、交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなるとされています。
3.乾燥による体調不良
扇風機は空気を循環させることで乾燥を引き起こすことがあります。
特に、喉や鼻、目の乾燥は、風邪の引き始めやアレルギーの原因となりやすいです。
4.その他のリスク
体が冷えすぎることで脱水や乾燥肌など、さまざまなリスクが考えられます。
【扇風機を使用する際にリスクを避けるためのポイント】
扇風機を使用する際にリスクを避けるためのポイントを以下にまとめます。
1.直接当てない
扇風機の風を直接肌に当てるのではなく、部屋全体に風を行き渡らせるようにしましょう。
これにより、特定の部位が冷え過ぎることを防げます。
2.風量を適切に
必要以上に強い風量で使用すると体温が下がりすぎる恐れがあるため、適切な風量で使用することが大切です。
3.使用時間を制限
連続して長時間扇風機を使用するのではなく、一定の時間ごとに休止する、またはタイマーを利用して自動的にオフにするようにしましょう。
4.湿度の確認
扇風機使用時に部屋の湿度が低下しやすいため、湿度計で確認し、乾燥を防ぐために加湿器などを併用することを考えると良いでしょう。
5.部屋の換気
扇風機を使用する際に部屋を閉め切ると、空気がこもりやすくなるので、定期的に窓を開けて換気を行うことが重要です。
6.水分補給
扇風機を使用することで体から水分が失われやすくなるため、こまめに水分補給を心がけましょう。
7.整骨院での体のケア
使用後に筋肉が硬くなったり、関節が痛くなった場合は、整骨院で体のケアを受けることで緩和することが可能です。
8.適切な位置で設置
扇風機を床に直接置くと冷気は下にたまるため、適切な高さに設置して部屋全体に風を行き渡らせることが大切です。
9.清掃の実施
扇風機の羽などはほこりがたまりやすいため、定期的に掃除をして清潔に保ちましょう。
10.体調のチェック
扇風機使用時に体調不良を感じた場合は、使用を中止し、体調を整えるよう努めましょう。
これらのポイントを心掛けることで、扇風機を安全に効果的に使用できます。
【まとめ】
扇風機は、暑い夏の救世主として私たちの大きな支えとなっています。
しかし、正しい使い方をしなければ、体への害が懸念されます。
特に直接的な風の影響を長時間、受け続けることは避けるよう心がけましょう。
適切な使用法で、健康を守りつつ、涼しい夏を楽しんでください。
(監修 柔道整復師 田井 勇次)
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